「夫が感謝してくれない!!」 その原因と解決策は?
夫婦問題カウンセラーの渡辺里佳です。
以前取材された「ハピママ」の記事を改めて掲載します。
↓ ↓ ↓
テーマは、
「夫が感謝してくれない」その原因は?
家事や育児を頑張っているのに、夫がちっとも感謝してくれない。
そんな悩みを持っている人は多いのではないでしょうか?
明治安田生命が2018年10月に全国の20〜79歳の既婚男女に対して行った「いい夫婦の日」に関するアンケート調査では、「夫婦円満のために必要なことは何ですか?」の問いに対し、全体では、次の3つがトップとなりました。
第1位「よく会話をする」
第2位「感謝の気持ちを忘れない」
第3位「相手を尊重・信頼する」
出典:明治安田生命「いい夫婦の日」に関するアンケート
https://www.meijiyasuda.co.jp/profile/news/release/2018/pdf/20181115_01.pdf
妻のランキングも同じ結果でした。
一方、夫のランキングでは、2位が「家事に協力する」となっており、
「感謝の気持ちを忘れない」は4位でした。
つまり、妻のほうが「感謝されたい」気持ちが大きいようです。
■夫が感謝してくれない原因は?
「感謝の気持ちを忘れない」ことが夫婦円満の秘訣です。
でも
「夫からはほとんど感謝の気持ちが伝わってこない!」
「ありがとうの言葉がない!」
と内心不満に思っている妻。
その原因としてどんなことがあげられるのか。併せて、夫から感謝され、自分も夫に感謝されるような円満な夫婦になるための解決策を、原因別に教えていただきました。
1.会話・コミュニケーション不足
渡辺里佳さん(以下、渡辺)「夫婦間でもともと会話が少ない場合、お互いに考えていることや思いが相手に伝わっていないことが考えられます。
この場合、いくら夫が感謝の気持ちを持っていても妻には伝わりませんし、会話する機会が少なければお互いの心のうちが見えません」
渡辺「普段から意識して会話するよう心がけること。あいさつや天候などたわいないことも話すようにして、自然とコミュニケーションの回数を増やすようにしましょう」
2.夫に対する期待が大きい
渡辺「夫からの『ねぎらいの言葉』や『感謝の言葉』を期待して待っている妻は、『こんなにやってあげているのに!』『どうして私ばっかり!』という不平不満が募っていることが多いもの。妻は無意識のうちに、夫からの見返りを求めすぎているのかもしれません」
渡辺「夫に対して多大な期待をしないこと。夫のためにやるという意識を減らし、例えば、自分のスキルアップのため、子どものため、というように、夫にフォーカスしすぎないようにします」
3.夫婦間に距離がある
渡辺「もともと冷めた関係ということもあります。この場合、妻は夫の本意がわからず、夫に対して不満が蓄積しやすくなります」
渡辺「1と同じく、普段から会話することを心がけると、お互いに気持ちを伝えやすくなります。ほんの少しの心がけで距離が縮まりますよ」
4.夫に「妻がやるのが当たり前」という認識がある
渡辺「夫側に、家事・育児は妻がやるのが当然だと思っているケースです。夫と妻の間に意識格差があると、妻側に不満がたまりやすくなります」
渡辺「この場合は、焦らず、少しずつ夫の意識改革をするのをおすすめします。一人ですべてを背負い込まず、時には夫に家事や育児まかせて、体験してもらいましょう」
5.感謝の気持ちはあるが、恥ずかしくて口にしない
渡辺「男性はシャイでナイーブな人が多く、妻に対して感謝の気持ちはあっても、恥ずかしくて言葉にしないので伝わらないということもあります」
渡辺「まずは妻が夫の気持ちを知ることから始めます。たとえ一番身近な人でも人の気持ちはよくわからないもの。『言葉にしてほしい』と優しくリクエストしてみることも大切です」
■夫に自然に感謝されるための4つのポイント
「感謝してよ」とイライラ、悶々としていても、夫は一向に感謝してくれないものですよね。
また、強要して「ありがとう」と言われても嬉しくないものです。
やはり、自然に感謝されるのが一番!
そんな夫からの感謝を引き出すための4つのポイントを渡辺さんに伺いました。
1.「言葉使い」
渡辺「人は常に自分中心で物事を考える傾向にあるので、何事も言い方、伝え方が大切です。伝わったようで伝わっていないことや、相手はうっかり聞いていないことも多いのです。命令や脅しはタブー。何かを言いたいときは感情的にならず、「私メッセージ」で伝えましょう。例えば、『たまにはお皿洗いくらいやってよ』ではなく、『たまには、お皿洗いをしてくれたら嬉しい。助かります』と言われると、抵抗なく受け入れてくれますよ」
2.「笑顔」
渡辺「妻がいつもむっつり顔で不機嫌にしていると、夫は自信をなくしてビクビクしていることも。妻と子どもがいつも笑顔で嬉しそうにしていたら、ゆとりができて、夫に感謝の気持ちが生まれるかもしれません」
3.「あいさつ」
渡辺「あいさつは、生活するうえでの基本。『ありがとう』『いただきます』『おかえりなさい』など、普段の暮らしの中であいさつを欠かさないようにしましょう。あいさつだけでコミュニケーションの機会が増え、自然な会話も増えて話しやすい雰囲気になると、お互いに感謝の言葉も伝えやすくなります」
4.「夫に多くを期待しない」
渡辺「私は、家事・育児を『夫のためにこんなにやっている』と考えるのではなく、自分と子どものために必要だから、淡々とやることを勧めています。多大な感謝を期待しなければ、不満も少なくなりますよ」
夫から感謝されたいけれど、感謝されない悩みは、人それぞれ。自分の原因に当てはまりそうなものがあったなら、ぜひヒントにしてみましょう!
【取材協力】夫婦問題カウンセラー 渡辺 里佳(わたなべ りか)さん
おもに東京、湘南エリアで個人・夫婦の対面カウンセリングを実施。女性専用電話相談サイト「ボイスマルシェ」相談員。「あなたが幸せになること」を目標に、愛と誠意をもってサポートしています。
自宅から好きな時間帯に電話で相談できます。
(お試しカウンセリング25分は週に1名様枠)
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「ボイスマルシェ」
以前取材された「ハピママ」の記事を改めて掲載します。
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「夫が感謝してくれない」その原因は?
家事や育児を頑張っているのに、夫がちっとも感謝してくれない。
そんな悩みを持っている人は多いのではないでしょうか?
明治安田生命が2018年10月に全国の20〜79歳の既婚男女に対して行った「いい夫婦の日」に関するアンケート調査では、「夫婦円満のために必要なことは何ですか?」の問いに対し、全体では、次の3つがトップとなりました。
第1位「よく会話をする」
第2位「感謝の気持ちを忘れない」
第3位「相手を尊重・信頼する」
出典:明治安田生命「いい夫婦の日」に関するアンケート
https://www.meijiyasuda.co.jp/profile/news/release/2018/pdf/20181115_01.pdf
妻のランキングも同じ結果でした。
一方、夫のランキングでは、2位が「家事に協力する」となっており、
「感謝の気持ちを忘れない」は4位でした。
つまり、妻のほうが「感謝されたい」気持ちが大きいようです。
■夫が感謝してくれない原因は?
「感謝の気持ちを忘れない」ことが夫婦円満の秘訣です。
でも
「夫からはほとんど感謝の気持ちが伝わってこない!」
「ありがとうの言葉がない!」
と内心不満に思っている妻。
その原因としてどんなことがあげられるのか。併せて、夫から感謝され、自分も夫に感謝されるような円満な夫婦になるための解決策を、原因別に教えていただきました。
1.会話・コミュニケーション不足
渡辺里佳さん(以下、渡辺)「夫婦間でもともと会話が少ない場合、お互いに考えていることや思いが相手に伝わっていないことが考えられます。
この場合、いくら夫が感謝の気持ちを持っていても妻には伝わりませんし、会話する機会が少なければお互いの心のうちが見えません」
渡辺「普段から意識して会話するよう心がけること。あいさつや天候などたわいないことも話すようにして、自然とコミュニケーションの回数を増やすようにしましょう」
2.夫に対する期待が大きい
渡辺「夫からの『ねぎらいの言葉』や『感謝の言葉』を期待して待っている妻は、『こんなにやってあげているのに!』『どうして私ばっかり!』という不平不満が募っていることが多いもの。妻は無意識のうちに、夫からの見返りを求めすぎているのかもしれません」
渡辺「夫に対して多大な期待をしないこと。夫のためにやるという意識を減らし、例えば、自分のスキルアップのため、子どものため、というように、夫にフォーカスしすぎないようにします」
3.夫婦間に距離がある
渡辺「もともと冷めた関係ということもあります。この場合、妻は夫の本意がわからず、夫に対して不満が蓄積しやすくなります」
渡辺「1と同じく、普段から会話することを心がけると、お互いに気持ちを伝えやすくなります。ほんの少しの心がけで距離が縮まりますよ」
4.夫に「妻がやるのが当たり前」という認識がある
渡辺「夫側に、家事・育児は妻がやるのが当然だと思っているケースです。夫と妻の間に意識格差があると、妻側に不満がたまりやすくなります」
渡辺「この場合は、焦らず、少しずつ夫の意識改革をするのをおすすめします。一人ですべてを背負い込まず、時には夫に家事や育児まかせて、体験してもらいましょう」
5.感謝の気持ちはあるが、恥ずかしくて口にしない
渡辺「男性はシャイでナイーブな人が多く、妻に対して感謝の気持ちはあっても、恥ずかしくて言葉にしないので伝わらないということもあります」
渡辺「まずは妻が夫の気持ちを知ることから始めます。たとえ一番身近な人でも人の気持ちはよくわからないもの。『言葉にしてほしい』と優しくリクエストしてみることも大切です」
■夫に自然に感謝されるための4つのポイント
「感謝してよ」とイライラ、悶々としていても、夫は一向に感謝してくれないものですよね。
また、強要して「ありがとう」と言われても嬉しくないものです。
やはり、自然に感謝されるのが一番!
そんな夫からの感謝を引き出すための4つのポイントを渡辺さんに伺いました。
1.「言葉使い」
渡辺「人は常に自分中心で物事を考える傾向にあるので、何事も言い方、伝え方が大切です。伝わったようで伝わっていないことや、相手はうっかり聞いていないことも多いのです。命令や脅しはタブー。何かを言いたいときは感情的にならず、「私メッセージ」で伝えましょう。例えば、『たまにはお皿洗いくらいやってよ』ではなく、『たまには、お皿洗いをしてくれたら嬉しい。助かります』と言われると、抵抗なく受け入れてくれますよ」
2.「笑顔」
渡辺「妻がいつもむっつり顔で不機嫌にしていると、夫は自信をなくしてビクビクしていることも。妻と子どもがいつも笑顔で嬉しそうにしていたら、ゆとりができて、夫に感謝の気持ちが生まれるかもしれません」
3.「あいさつ」
渡辺「あいさつは、生活するうえでの基本。『ありがとう』『いただきます』『おかえりなさい』など、普段の暮らしの中であいさつを欠かさないようにしましょう。あいさつだけでコミュニケーションの機会が増え、自然な会話も増えて話しやすい雰囲気になると、お互いに感謝の言葉も伝えやすくなります」
4.「夫に多くを期待しない」
渡辺「私は、家事・育児を『夫のためにこんなにやっている』と考えるのではなく、自分と子どものために必要だから、淡々とやることを勧めています。多大な感謝を期待しなければ、不満も少なくなりますよ」
夫から感謝されたいけれど、感謝されない悩みは、人それぞれ。自分の原因に当てはまりそうなものがあったなら、ぜひヒントにしてみましょう!
【取材協力】夫婦問題カウンセラー 渡辺 里佳(わたなべ りか)さん
おもに東京、湘南エリアで個人・夫婦の対面カウンセリングを実施。女性専用電話相談サイト「ボイスマルシェ」相談員。「あなたが幸せになること」を目標に、愛と誠意をもってサポートしています。
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